こんにちは、森のパソコン教室です🌳
前回の記事では、
「Canvaでは難しいこと10選」
として、袋文字や文字のアウトライン化、アンカーポイント編集などを紹介しました。
Canvaは初心者でも扱いやすく、ブログ画像やSNS投稿、資料作成などではとても便利なツールです。
ところが、使い慣れてくると、
「この線だけ、もう少し細かく調整したい」
「写真のこの部分だけ直せないかな?」
「印刷用の色まで細かく指定したい」
と感じることがあります。
🐣ヒヨコくん
ヒヨコくんCanvaに慣れてきたら、やりたいことも増えてきたよ!
🧸くま先生



それはいいことだね。今回はもう一歩進んだ編集を見てみよう
第2弾では、画像・線・色・印刷などの高度な編集を中心に、Canvaと本格的なグラフィックソフトの違いを見ていきます🌿
① 線の途中だけ太さを変える
Canvaでは線の太さを変更できます。
しかし、
1本の線の途中だけ太くしたり、細くしたりする
といった細かな調整は苦手です。
例えば、筆で「スッ」と描いたような、
細い → 太い → 細い
と変化する線です。
本格的なグラフィックソフトでは、線の場所によって幅を変化させ、手描きのような強弱を表現できます。
🐧ペンギンくん



同じ太さの線じゃなくて、表情のある線を作りたいときに違いが出るんだね
② 線の先端・角を細かく設定する
線は太さだけでなく、
先端や角の形
によっても印象が変わります。
例えば、
- 丸みのある先端
- 角ばった先端
- 尖った角
- 丸みのある角
などです。
本格的なグラフィックソフトでは、線の細かな設定を調整できます。
ロゴやイラストを細部まで作り込みたいときには、こうした小さな違いも重要になります。
③ メッシュグラデーションを作る
Canvaでもグラデーションを使ったデザインは作れます。
しかし、さらに高度になると、
複数の場所から色が混ざり合うようなグラデーション
を作りたくなることがあります。
例えば、
左上は青、右上は紫、中央は白、下はピンク……
というように複数の色を複雑に混ぜる表現です。
こうした表現には、メッシュグラデーションなどの高度な機能が使われます。
単純な「左から右へ色が変わる」グラデーションより、立体感のある表現ができます。
④ 文字・図形を自由にゆがませる
例えばタイトル文字を、
奥に向かって小さくして遠近感を出す
あるいは、
旗のように波打たせる
といった加工です。
Canvaにもさまざまな文字エフェクトがありますが、自分で形を細かくコントロールするような変形には限界があります。
本格的なソフトなら、文字や図形を自由に変形して、
- 遠近感
- 波
- カーブ
- 膨らみ
などを作れます。
⑤ 図形同士を段階的につなぐ
少し変わった機能ですが、
「丸」と「星」があるとします。
この2つの図形の間を、
○ → ○ → ✧ → ☆
のように、少しずつ形を変化させながらつなぐことができます。
このような機能は、複数の図形を規則的に変化させたいときに便利です。
Canvaでは完成した素材を配置することは得意ですが、このような図形そのものを計算しながら変化させる高度な加工は得意分野ではありません。
⑥ オリジナルブラシを作る
例えば、
「葉っぱのイラストを線に沿って連続して並べたい」
とします。
1枚ずつコピーして配置するのは大変ですよね。
本格的なグラフィックソフトでは、自分で作った図形や模様をオリジナルのブラシとして登録できるものがあります。
一度作ってしまえば、線を引くだけで、
🍃🍃🍃🍃🍃
のような模様を作ることもできます。
🐣ヒヨコくん



森の飾りを作るのにも使えそう!
⑦ 高度なマスク処理
Canvaにも写真をフレームなどに入れる便利な機能があります。
例えば、丸いフレームに写真を入れるだけなら簡単です。
しかし、
人物や複雑な図形に合わせて細かく写真を見せたり隠したりする
となると、より高度なマスク処理が必要になります。
本格的な画像編集ソフトでは、
「ここは見せる」
「ここは隠す」
という範囲を細かく調整できます。
さらに、後から調整できる方法を使えば、元画像をなるべく壊さずに編集を続けることもできます。
⑧ 写真をピクセル単位で細かく修正する
写真を拡大すると、小さな四角が並んでいます。
これが「ピクセル」です。
例えば、
- 写真に小さなゴミが写っている
- 肌の一部分だけ修正したい
- 細かな不要物を消したい
- 境界部分を丁寧に整えたい
といった場合です。
Canvaにも便利な写真編集機能がありますが、写真の細部まで自分で指定して作り込む作業では、Photoshopなどの画像編集ソフトのほうが向いています。
⑨ CMYK・特色を本格管理する
ブログやSNSだけを作っていると、あまり意識しないのが「色の管理」です。
画面で見る色と、紙に印刷した色は同じとは限りません。
そこで印刷物では、
CMYK
という色の考え方がよく使われます。
さらに印刷物によっては「特色」と呼ばれる、特定のインクを指定することもあります。
印刷会社へ渡すデータを本格的に制作する場合には、
- 色の数値
- カラーモード
- 特色
- 印刷条件
などを細かく管理する必要が出てきます。
Canvaでも印刷物は作れますが、印刷工程まで細かく指定するプロ向けの制作では、本格的なグラフィックソフトが使われる場面があります。
🐧ペンギンくん



Web画像を作るのと、印刷会社に渡すデータを作るのでは必要な機能も違うんだね
⑩ 効果を何層も重ねて管理する
最後は、少し複雑なデザインです。
例えば1つの文字に、
- 塗り
- フチ
- もう1本のフチ
- 影
- ぼかし
- その他の効果
を重ねるとします。
大切なのは、
「複数の効果を付けられるか」だけではありません。
本格的なソフトでは、それぞれを後から個別に調整できることがあります。
例えば、
「文字はそのままで、2本目のフチだけ太くしよう」
「影だけ少し薄くしよう」
という修正がしやすくなります。
複雑なデザインになるほど、後から編集しやすいかどうかも大切になってきます。
🌿 Canvaは簡単だからこそ使いやすい
ここまで見ると、
🐣ヒヨコくん



やっぱり本格的なソフトのほうがいいのかな?
と思うかもしれません。
でも、そうとは限りません。
むしろCanvaの魅力は、
難しい機能を覚えなくても、きれいなデザインを短時間で作れること
です。
例えば、
- ブログのアイキャッチ
- XやInstagramの投稿
- プレゼン資料
- 簡単なチラシ
- LINE特典
- YouTubeサムネイル
などを作るなら、Canvaで十分なケースも多いでしょう。
🎨 Canvaと本格ソフトは「目的」が違う
簡単に分けると、
Canva
→ 用意された機能や素材を組み合わせて、素早くデザインするのが得意
Illustratorなど
→ 文字・線・図形などを細部まで作り込むのが得意
Photoshopなど
→ 写真や画像を細部まで加工するのが得意
という違いがあります。
つまり、
どれが一番優れているかではなく、何を作りたいか
で選ぶことが大切です。
🌳 Canvaで物足りなくなったら成長のサイン
最初は、
「テンプレートの文字を変える」
だけだった人でも、慣れてくると、
「この文字をもう少し変形したい」
「この写真の細かいところを修正したい」
「オリジナルの図形を作りたい」
と考えるようになります。
それはCanvaが使えなくなったのではありません。
自分が作りたいデザインのレベルが上がった
ということです🌱
🌲 まとめ
今回は、Canvaでは難しい高度な編集として、
- 線の途中だけ太さを変える
- 線の先端・角を細かく設定する
- メッシュグラデーションを作る
- 文字・図形を自由にゆがませる
- 図形同士を段階的につなぐ
- オリジナルブラシを作る
- 高度なマスク処理
- 写真をピクセル単位で細かく修正
- CMYK・特色を本格管理する
- 効果を何層も重ねて管理する
という10個を紹介しました。
第1弾と合わせると、全部で20個です。
ここで覚えておきたいのは、
「Canvaでできないからダメ」ではない
ということ。
Canvaが得意なのは、
簡単・早い・使いやすいデザイン制作。
もっと細かな編集が必要になったら、そのときにIllustratorやPhotoshopなどの本格的なソフトを検討すればOKです。
🧸くま先生



道具を変えるのは、今の道具に不満があるからとは限らないよ。やりたいことが増えたから、次の道具が必要になることもあるんだ🌿












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