こんにちは、森のパソコン教室です🌳
Canvaを使っていると、
「こんなデザインにしたいのに、うまくできない!」
という場面に出会うことがあります。
Canvaは、専門的な知識がなくても画像や資料を簡単に作れる、とても便利なデザインツールです。
一方で、Illustratorなどの本格的なグラフィックソフトと比べると、細かいデザインの調整が難しい部分もあります。
🐣ヒヨコくん
ヒヨコくんCanvaで何でも作れると思ってた!
🧸くま先生



Canvaが苦手というより、得意分野が違うんだよ
今回は、Canvaを使っているとぶつかりやすい、
「できそうだけど、実は難しいこと」10選
を紹介します。
① 袋文字を何重にもする
袋文字とは、文字の周りにフチを付けたデザインです。
例えば、
白い文字 → 黒フチ → 黄色フチ → さらに黒フチ
と何重にも囲むデザイン。
YouTubeのサムネイルなどでも見かけますね。
Canvaでも文字にフチを付けたような表現はできますが、Illustratorなどのように、1つの文字に何本ものフチを自由に重ねて細かく管理するとなると難しくなります。
🐧ペンギンくん



Canvaでも工夫すれば似た表現は作れるけど、何重にもなると管理が大変なんだね
② 文字をアウトライン化する
アウトライン化とは、簡単にいうと、
文字を「文字」ではなく「図形」として扱えるようにすること
です。
例えば「森」という文字をアウトライン化すると、
「木」の部分だけ形を変える
といった加工ができます。
ロゴ制作ではよく使われる方法です。
Canvaは文字入力や装飾には強いのですが、文字そのものを細かな図形として編集する用途には向いていません。
③ アンカーポイントを編集する
本格的なグラフィックソフトでは、図形を構成している「アンカーポイント」を動かせます。
例えば四角形でも、
「右上の角だけ、もう少し外側に出したい」
といった細かな調整ができます。
Canvaは用意された図形を、
- 大きくする
- 小さくする
- 回転させる
といった操作は簡単です。
しかし、図形そのものの形を細かく作り変えるのは苦手です。
④ ベジェ曲線を細かく編集する
「もっと滑らかなカーブを自分で作りたい」
そんなときに使われるのがベジェ曲線です。
アンカーポイントやハンドルを操作して、
カーブの方向や強さを細かく調整
できます。
ロゴやイラストをゼロから作るときには便利ですが、Canvaはこのような精密なベクター編集を中心としたソフトではありません。
⑤ 自由な線に文字を沿わせる
Canvaでも文字をカーブさせることはできます。
しかし、
自分で作った波線やS字カーブに沿って文章を配置する
といった自由な文字配置になると話が変わります。
本格的なグラフィックソフトでは、作成したパスに沿って文字を配置できます。
「円形以外にも自由に文字を動かしたい」
という人には大きな違いになります。
⑥ 1文字だけ上下に動かす
例えば、
「パソコン」
という文字の中から、
「ソ」だけ少し上に移動する
といった調整です。
文字を別々のテキストボックスに分ければ似た表現はできます。
ただし、文章として入力した状態のまま、一文字だけ位置を細かく変更するような高度な文字組みはCanvaが得意とする操作ではありません。
⑦ 特定の文字間だけ調整する
文字と文字の間隔もデザインでは重要です。
例えば、
「PC BLOG」
という文字があったとして、
PとCの間だけ少し狭くしたい
というケース。
Canvaでは文字全体の間隔を調整する操作は簡単です。
しかし、本格的なグラフィックソフトでは、
特定の2文字間だけ
細かく調整できます。
ロゴやタイトルを細部まで作り込みたいときに違いが出ます。
⑧ 1文字ずつ自由に変形する
例えばタイトルの中の、
「森」だけ横長にする
「AI」のAだけ斜めに変形する
といった加工です。
Canvaでも文字サイズやフォントなどは変更できます。
ただし、本格的なグラフィックソフトのように文字を図形として扱えば、もっと自由な変形が可能になります。
オリジナルロゴを作るときなどに便利です。
⑨ 1つの文字に複数の線・塗りを設定する
例えば1つのタイトルに、
文字の塗り+白フチ+黒フチ+黄色フチ+影
という複雑な装飾を付けたい場合です。
Canvaでもエフェクトを組み合わせれば似たデザインを作れる場合があります。
ただし、本格的なグラフィックソフトでは、1つのオブジェクトに複数の線や塗りなどを設定して管理できるため、複雑なデザインを作りやすくなります。
①の「袋文字を何重にもする」が完成した見た目の話なら、こちらはその装飾をどう管理するかの違いと考えるとわかりやすいでしょう。
⑩ 複雑な図形を合成・切り抜きする
最後は図形加工です。
例えば、
大きな丸の中から星形をくり抜く
とします。
すると、
「星形の穴が空いた丸」
という新しい図形を作れます。
本格的なグラフィックソフトでは、
- 図形を足す
- 図形を引く
- 重なった部分だけ残す
- 重なった部分を削除する
といった操作を使って、複雑なオリジナル図形を作れます。
Canvaにも図形を組み合わせる方法はありますが、細かなベクター加工では専用ソフトのほうが自由度があります。
🌿 Canvaがダメということではありません
ここまで読むと、
🐣ヒヨコくん



じゃあ、本格的なソフトを使ったほうがいいの?
と思うかもしれません。
でも、そういうことではありません。
大切なのは、
「何を作りたいのか」でツールを使い分けること
です。
Canvaは、
- ブログのアイキャッチ
- SNS投稿画像
- プレゼン資料
- チラシ
- 簡単な動画
などを、短時間で作ることが得意です。
一方、本格的なグラフィックソフトは、
- ロゴを細部まで作り込む
- オリジナルの図形を作る
- 文字を細かく加工する
- ベクターデータを精密に編集する
といった作業を得意としています。
🌳 「できる・できない」より「得意・不得意」で考えよう
デザインツールを比較すると、
「Canvaでできる?」
「できない?」
と考えがちです。
しかし、実際には工夫次第で似た表現を作れるケースもあります。
そこで森のパソコン教室では、
「できる・できない」ではなく、「簡単にできるか」「どこまで自由に編集できるか」
で考えることをおすすめします。
🧸くま先生



道具にはそれぞれ得意なことがあるんだ。目的に合わせて選べばいいんだよ
🌲 まとめ
今回は、Canvaでは難しい操作として、
- 袋文字を何重にもする
- 文字をアウトライン化する
- アンカーポイントを編集する
- ベジェ曲線を細かく編集する
- 自由な線に文字を沿わせる
- 1文字だけ上下に動かす
- 特定の文字間だけ調整する
- 1文字ずつ自由に変形する
- 1つの文字に複数の線・塗りを設定する
- 複雑な図形を合成・切り抜きする
という10個を紹介しました。
Canvaは、簡単に、早く、きれいなデザインを作ることが得意です。
一方で、文字や図形を細部まで作り込みたくなったら、本格的なグラフィックソフトの出番です。
まずはCanvaから始めて、
「もっと細かく編集したい!」
と思ったときに次のツールへ進む。
そんな学び方でも十分です🌱
🌲 次の森へ
👉 Canvaでは難しいこと10選【第2弾】画像加工・レイアウト編
👉 CanvaとIllustratorの違い|初心者はどっちを選ぶ?
👉 Canva初心者が最初に覚えたい基本操作
🧸くま先生



Canvaで物足りなくなってきたら、それはデザインの知識が一歩成長した証拠かもしれないね🌿













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